本棚がスッキリ!おしゃれなシークレットボックスを作ってみよう!

はじめに

本棚の中に収納するシークレットボックスは非常に利便性の高いものです。しかし、“市販のシークレットボックスが家の本棚に合わない”というのも切実な問題です。そこで、自分の本棚に合わせて作ることのできる、アンティーク調のシークレットボックスの作成方法についてご紹介しましょう。

今回使用する材料と道具

・MDFボード
※MDFボードは切りやすく削る作業も楽という特徴を持っています。100円ショップなどで購入することができます。

・布
※シークレットボックスの装飾を行うための布です。蓋の固定の役割もあることから、デニムなど厚いものを用意しましょう。

・木工用ボンド
※木工用ボンドはMDFボードの接着から布の接着など様々な用途に使用します。今回の作業では、使う量も多いことから新品のものを用意しましょう。

・厚紙、又はコピー用紙
※シークレットボックスの装飾に使用します。色は好きなもので構いません。

難易度:誰にでも簡単に作成可能

難しい作業はありません。MDFボード切り、布を貼り付けるという作業で完成できます。

パーツの作成と組み立て

上の図は基本木製パーツのサイズです。このサイズで辞書と同じ程度の高さと厚さのシークレットボックスを作成することができます。基本木製パーツのサイズで作成するシークレットボックスは、一般的な本棚に格納する事のできるサイズです。※自分の本棚のサイズや自分の多く持っている本のサイズに合わせて作成することで、本棚に入っていても違和感の無いものになります。

基本木製パーツのサイズをMDFボードに移します。今回は200×200のMDFボード2枚と200×100のMDFボード1枚で作成が可能です。

サイズどおりに各パーツを切り取ります。※MDFボードのカットに自信の無いという方は少し大きめに切ることを心掛けましょう。その後でヤスリなどでサイズをあわせれば正確なサイズのパーツが出来上がります。

さて、仮組みを行います。外周を覆うパーツは…

左…パーツ①

右…パーツ②

上…パーツ③

下…パーツ⑥
このような感じになります。※パーツが分からなくなってしまわないように、パーツに番号を振って組み立てるのも良いでしょう。

パーツがずれてしまわないように、目印を付けておきましょう。本のような形になることから、パーツ①、②、③は1cm内側に配置するパーツ構成になっています。

線に沿って木工用ボンドを塗りつけます。

パーツ③を接着します。※立てるように配置させるのが接着のポイントですが、先ずはパーツ①、②、③の接着を行い位置の修正は接着後に行います。

パーツ③同様に木工用ボンドを塗ります。木工用ボンドは少し多めに使うというのがポイントです。

パーツ②を接着します。パーツ②とパーツ③の接する箇所にも木工用ボンドを忘れずに塗りましょう。

線に沿ってパーツ①を接着する箇所に木工用ボンドを塗りつけます。

パーツ③とパーツ1の接する部分にも木工用ボンドを塗り組み立てを行います。

パーツの接点を補強するようにボンドを塗ります。ここで一度、形を整え1時間~2時間ボンドの乾燥を待ちます。

パーツ①②③がある程度乾いたら、パーツ⑥にボンドを塗ります。

形を整えるようにパーツ⑥を接着します。これで、パーツの接着、組立作業は終了です。

シークレットボックス本体の加工

完全に乾燥してから本体の加工作業を行います。ヤスリを使用してパーツ⑥の角を丸く加工を行います。この場所が“本の背表紙”の位置に当たることから、本の背表紙に見えるような丸い角度を付けましょう。

片側の加工が終わったのが上の写真です。局面が緩いと辞典風に、局面がきついとハードカバーの書籍風になります。※加工は板の厚さの許す範囲で自由に決めることができるので、好みの曲線に加工しましょう。

上の写真は両方の加工を終えたものです。今回は辞書サイズということから曲線は緩く加工しました。

布カバーの裁断・貼り付け

上の図は布カバーの裁断サイズを記したものです。今回の木製パーツで作成した場合には上のようなサイズで布を裁断しましょう。※パーツのサイズを変えた場合には中心部分のサイズを変えることで対応します。現物合わせで布を裁断してもOKです。

布を裁断したのが上の写真です。ここからの作業は基本的に布を裏側しして作業を行います。

簡単に貼り付けるイメージを掴むために木製パーツを置きます。写真の右側の蓋にあたる部分を先に作業を行います。

張り合わせる位置は右側に合わせて行います。※本の背の部分にあたる局面の仕上がり次第で布の長さが微妙に変わりますが、布が余っても切れば良いだけなので気にせず作業を進めましょう。

木工用ボンドを板全体に塗り付けます。※ボンドが足りないよりは多い方が良いことから、ボンドは多めに使用しましょう。

板を貼り付け裏に返しシワを伸ばします。シワは内から外に伸ばすようにすることで、綺麗に仕上げることができます。

続いて蓋の部分を折込み、板に目印を付けます。

布を貼り付ける際は、全体に塗り広げるように心掛けましょう。ボンドを塗っていない部分があると、そこから布が剥ることやシワになってしまうことを避けるためにもボンドは全体的に塗るようにしましょう。

ボンドは角の部分にも塗ります。ボンドがはみ出てしまっても、木工用ボンドは乾くと透明になることから軽く拭き取るだけで大丈夫です。

ボンドを塗った部分を折込みます。シワを伸ばすために、右から左に引っ張るようにしましょう。

続いて下の部分を折込み目印を付けます。

右側の布が三角になるようにボンドを塗ります。

ボンドを付けた部分を三角に折り込みます。これは布の端処理を行うためです。

目印を付けた場所と三角に折込んだ部分にボンドを塗ります。板の角にもボンドが行き渡るように、ボンドを多めに塗りましょう。

ボンドを塗った箇所を合わせるように折り込みます。折込んだ箇所や布が重なる箇所は、爪などを使って確りと密着させるようにしましょう。

上部も同様に“目印を付ける”“角を折込む”という作業を行い、目印の箇所にボンドを付けます。

上部も折込みます

これで蓋にあたる部分は完成です。

続いて、背表紙にあたる部分の貼り付けです。

この際、上の写真のように多少隙間を開けて接着するようにしましょう。

背表紙の部分を貼り付ける場所にボンドを塗り広げます。

蓋の上に箱の部分を重ねるように布を貼り付けます

これによって隙間無く蓋と箱の部分を接着することができます。

続いて最後に残った部分にもボンドを塗り広げます。

布を接着すれば表紙部分の貼り付け作業は終了です。

続いて側面の仕上げを行います

側面は一度折込み、貼り付けることで端処理を行います。

側面にボンドを付け、折込んだ布を貼り付けます。

背表紙の部分もボンドを付け一度折込みます。

背表紙にボンドを付け張り付ければ、片側の側面は終了です。

反対側の側面も同様の作業を行います。

最後に残った場所も一度折込みます

ここで布が長かった場合には適切なサイズに切り取っておきましょう。

折込んだ場所にボンドを塗り折込めば布の貼り付け作業は完了です。

上の写真は全ての作業が完成したものです。これで、シークレットボックスの基本的な作業は完了ですが、簡単な装飾を行います。

シークレットボックスの装飾

シークレットボックスのボンドが乾いたら、装飾作業を開始します。開いたときにこれでは少々寂しいことから、この場所に装飾を行います。

余った布を蓋の部分と同じサイズに切り取ります。

切り取った布の四方にボンドを付けます。

布を折込み端処理を行います。

端処理をした布全体に木工用ボンドを塗り広げます。

作成した布を内側に貼り付けます

重ねた部分が確りと付くように爪で擦り内側の装飾は終了です。

最後に、シークレットボックスの側面の装飾を行います

上の写真のように側面に厚紙、又はコピー用紙を貼り付けます。現物に合わせてサイズを決めコピー用紙を切り取りましょう。

厚紙をシークレットボックスの外側に貼り付けます。

3箇所全てに貼り付けてシークレットボックスの完成です。

これでシークレットボックスの完成です。内側は収納するものに合わせて“仕切りを作る”や“内布を張る”などアレンジ次第で魅力的なものになります。また背表紙も自作すればより本棚に馴染んだシークレットボックスが完成します。

上の写真が完成したシークレットボックスを本と比較したものです。辞書よりもやや大きく、ハードカーバーの専門書よりも低いサイズです。本棚に並んだ書籍の大きさから自分の本棚に合わせたシークレットボックスを作成することで違和感の無い、シークレットボックスを作成することができます。

まとめ

自分の本棚に合った、シークレットボックスは残念ながら少ないのですがシークレットボックスを自作することで本棚にあわせたサイズにすることができます。使用する布によっては目立ってしまうこともありますが、同様の布でブックカバーを作ることで一体感のある本棚を作ることができます。